
ここでは鼻の痛みの原因が、鼻をほじる刺激や喫煙などの刺激による場合について詳しく説明していきます。
子供の頃からの癖で「鼻をほじる」「鼻をいじる」方は、実は結構多いです。鼻くそが溜まった時のあの不快な感覚を解消するのには、鼻をほじってしまうのが一番手っ取り早くてすぐに解消できます。また、大きな鼻くそが取れた時のあの何とも言えない快感が癖になってしまうのは、ある意味仕方ないかもしれません。頭では駄目とは分かっていても、なかなかやめられないものです。喫煙も同じことが言えるでしょう。
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【鼻をほじる癖とその刺激】
鼻をほじる行為が見た目に駄目なのは周知の通りですが、もう少し詳しく見てみましょう。鼻をほじる行為が駄目な理由は大きく3つあります。1つはもちろん外見上の問題ですが、あとの2つは「粘膜を傷つけること」と「感染を起こすこと」です。
◆粘膜を傷つける
鼻をほじって鼻血が出た経験のある方は多いと思いますが、鼻の粘膜はそこまで厚くないため、指先で直接触る刺激に弱く爪が伸びていると余計に傷つきやすいです。◆感染を起こす
爪と指の間は溝になっているので、汚れや雑菌が溜まりやすく基本的に不衛生です。鼻をほじる行為は、手に付いた菌をそのまま体の中へ入れようとする行為ですので、より感染を起こしやすくなるのです。これらの理由によって、例によっては鼻前庭炎や鼻せつなどの鼻の病気を起こす可能性もあり、鼻の痛みを伴うことも少なくありません。日常的に無意識に鼻をほじる癖がある方はくれぐれも注意して下さい。
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【喫煙や大気汚染による刺激】
喫煙や大気汚染による刺激も問題です。タバコを吸うことで発生する煙が粘膜を直接刺激することもさることながら、煙によって粘膜が乾燥してさらに刺激を受けやすい状態になってしまいます。また近年喫煙者の吸う主流煙よりも、傍から漏れる副流煙の方が刺激性が強いことが分かっていて、受動喫煙が問題視されています。知らないうちに鼻の粘膜が弱ってしまうのも考え物です。そして、大気汚染による刺激というもの昨今問題視されています。大陸からの黄砂やPM2.5など、大気汚染問題は鼻はもちろん呼吸器全般、もっと言うと体全体への影響が懸念されています。鼻の痛みを感じている方は、特にこういった問題にも目を向けてマスクの着用やうがいなどで対策をしていく必要があるでしょう。
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